空き家に思う住宅の残し方

WBC日本優勝おめでとう!

本当に凄い試合でしたね。

技術や能力だけでなく、やはり勝ちたいという思い、そして、諦めない気持ちが結果となったように思いました。

それと同じく私たち社会もコロナという大敵との3年間にわたる長期戦でしたが、様々な工夫や新たな働き方など諦めずに向き合ってきたことで、打ち勝ちようやくコロナ禍も終焉を迎えそうな気配です。

この体験を無駄にしないで、しっかりと備え年度末をしっかりと締めくくっていきたいと思います。

さて、本日は藤枝市のお客様宅へ基礎のひび割れ補修に伺ってきました。

現在は空き家で誰も住んでおらず、この先建物をどうするかも決まっていないそうですが、取り壊すにしても売却するにしても、それまではしっかりとした良い状態で残しておきたいとのことでの依頼となりました。

藤枝市の空き家は6980戸(2018年)と発表され、2008年の4250戸から10年で1.64倍となっています。

住宅のおよそ12%が空き家ということになりますが、この先はさらに空き家率は増えていくことが予想されています。

そうした中で、住宅をどのように維持管理していく必要があるのかが、人生後半の大きな課題となっているように思います。

解体をすればその費用も掛かるし、固定資産税の減税も受けられなくなり子供たちに大きな負債を残すことになりかねません。

どんな選択をして建物を残すことが良いのかは、それぞれの暮らし方にもよりますが、今回のお客様のように少なくても建物を良い状態で維持管理してくことが最善な方法ではないかと思います。

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