害虫・害獣

目に見えないところを丁寧に

先日、某病院の天井裏の鼠族定期点検に伺いました。

病院に限ったことではありませんが、天井裏には患者様の命に係わる通信ラインや電源線などの多くの配線類が張り巡らされています。

万が一にもネズミなどに侵入されて糞尿による漏電や齧られて断線などがないよう建物構造的にも万全を期しています。

しかし、人の出入りや資材の搬入が多い場所では、ちょっと隙に侵入されてしまうことも考えられるために痕跡などはないか定期的に点検管理しています。

近年は、安心だと信用していた大手企業などの不祥事や隠ぺい体質が多く取り上げられ、そこには忖度という歪んだ構造があることが報じられています。

大手だから大丈夫だろうと信じているのに、私たちの目に見えないところで何をやっているのか全く信じられず、社会に対する不信感が募るばかりです。

私たちは「大手だから安心」と思い込んでしまいがちですが、地域にある小さな企業や個人経営の飲食店の中には本当に頭が下がるくらい誠実に仕事をされている会社も多くあります。

今日、伺った病院でも目に見えないところで私たちの安心と安全に取り組んでします。

私たちは、その一端を担っているので小さな異変も見逃さず、目に見えないところこそ丁寧に緊張感をもってあたっていきたいと思います。

記事一覧