害虫・害獣
ゴキブリ孵化
飲食店を経営するお客様から、客席のカウンター付近でゴキブリの幼虫が出たと連絡が入り状況を確認しに行ってきました。
発生場所や状況の聞き取り後に付近を調査すると壁の立ち上がりに設けられた巾木と床との境に隙間があり、そこにゴキブリの卵が確認できました。
ゴキブリの卵は気温や湿度にもよりますが、およそ産み落とされてから30日くらいで孵化をします。
この時期に孵化をしたことを考えると9月終わり頃に店内へと侵入したゴキブリによって産み落とされたものと考えられます。
卵は薬剤に漬けても中にいる幼虫には効果がないために生息しそうな場所に持続性のある薬剤定期的にを散布し、万が一成虫が侵入したり卵が孵化をしても生息が出来ないように予防をしておくことが良い環境を維持するには必要となります。
孵化をしたゴキブリの幼虫は成虫になるまでには1年半~2年程かかるので、卵を産まない小さいなうちに駆除をすることが蔓延化させないポイントです。
孵化したばかりの幼虫は活動範囲が狭く、もし家で1匹の幼虫を見かけたらその付近に20匹程度に子供がいることになるので、見かけた1匹を駆除したからと安心は禁物です。
これから冬になり20℃以下となってくると活動できなくなりますが、近年の住宅は室内が暖かいこともあり冬場でも卵も産み孵化をするので見かけることがあったら適切な対処をしましょう。