恐ろしい寒波ですね

建物点検で床下を点検している時に、床を支えている大引きや根太に水が染みた跡を発見しました。

注意して確認したところ現在は濡れている様子は見られず、床上が洗面所ということもあり以前に何らかの原因で水を溢れさせてしまった後のではないかと判断しお客様にご報告させて頂きました。

それにしても、このお宅にも床に断熱材が入っていませんでした。

ネットニュースや情報番組の羽鳥慎一のモーニングショーなどでも連日のように電気代が大変なことになっていることを取り上げていますが、昨日は電気代の問題だけでなく健康にも大きな危険があると注意喚起する内容でした。

ヒートショックや熱中症だけでなく、喘息やアトピー、高血圧、さらには脳へのダメージもあり、世界保健機構WHOでも室温が18度以下は健康に大きな影響を与えると強く勧告しています。

話の中で、こんな面白い例え話をしていました。

穴が空いたバケツに水を貯めようといくら水を入れても、零れてしまい貯まらないのと同じで、断熱のない住宅をいくら暖めても室温は上がらないというものでした。

だから、バケツの穴を塞ぐのと同じで、住宅から熱が逃げないように断熱をとらないといけない、というものでした。

本当にその通りだなと思います。

国が2月分から電気代の支援をしてくれるそうですが、その分大手電力会社は値上げを発表しているので、実質的には負担は継続、さらには支援が終われば今まで以上に電気料金が私たちの生活に重く圧し掛かってきます。

関東に在住の世帯では電気代が倍になっていて4万円にもなっているそうです。

北海道などでは10万円にもなる世帯もあるそうなので、健康面から考えても我慢をすればいいというものではなく、やはり窓断熱や床断熱で漏れ出している電気代を抑えることが必須になります。

高齢化社会で認知症などのリスクからも、少しでも早めに断熱リフォームをすること考えてもらえたらと思います。

先ずは、自宅は断熱材が入っているのか?断熱診断してみませんか?

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