大切な行動をしましょう
本当に寒いですね。
クルマの温度計はマイナス3度になっていました。
路面の凍結など通勤通学には十分に注意が必要です。
各地でも電車の運休や高速道路でも通行止めで大渋滞になっていましたが、大きな事故にならないことを願うばかりです。
それにしても、早くから暴風雪警報が出ているのに人は何で危険を冒すのでのでしょか?
確かに仕事や止む終ええない不要不急の用事があるのだと思うのですが、本当にそれが命を懸けてまでの用事なのかというと、そうではないことも多いように思います。
人はしたいことがあると、それをする為にあたかもしょうがないと言わんばかりに自分にとって都合のいい理由を意味付けする傾向があるように思います。
多くの失敗や事故などはそうした油断や甘さによって引き起こされることが多いのではないでしょうか?
行動をする前に本当に今必要なことなのか、するべきことは何かを考えて事故がないようにしたいものです。
私は「大丈夫だろう、まぁいいか、あとからやろう」と自分に甘いところがるので注意して過ごしたいと思います。
さて、本日は焼津市のお客様宅へ床下点検に伺いました。
建物点検では白アリの発生や水漏れなどの異常は見受けられませんでしたが、床の断熱材が劣化により垂れてしまっていたり、一部落ちてしまったりしていました。
垂れ下がりを防止するために木を通してありましたが、それも虚しく写真のような状態です。
断熱材はその厚みや素材によって床下からの冷気が床に伝わらないように遮断することが目的ですが、このように垂れ下がり隙間だらけになってしまうと期待する効果が得られなくなってしまいます。
最近の暖かい肌着なども素材はもちろんですが、体にフィットさせて体の熱を逃がさないように造られています。
また、冷蔵庫でも分かるように冷蔵庫は断熱材で密閉されているから外気の影響を受けずに中のものを冷やすことが出来ますが、扉が少しでも空いて隙間をつくってしまうと、アッという間に中のものはダメになってしまいますよね。あれと同じです。
このような状態では室内は外気によって冷やされてしまうので、暖房でいくら暖めても、穴の開いたバケツに水を入れるように熱は漏れ出してしまいます。
結果、部屋は暖まりにくく電気代ばかりが掛かってしまうことになってしまうので、早急に改善をされることが望ましいです。
日本人は我慢が美徳とされる風潮が今の時代にもあり、これぐらいって思いがちですが、室温が18度以下は電気代がかかるだけでなく健康も損なってしまいます。
このような状態になってしまっているのですから早急に直されることをお勧めします。
無断熱の家、施工不良の家、劣化している家、本当に多くあります。
是非、一度点検をしてみてくださいね。