年越し前に住まいの点検を!

今日はアパートで物音がするとお問い合わせを頂き、急遽調査へ伺ってきました。

少し前に物音がして一時はその後物音がしなくなったそうですが、最近になってまた物音がしだして気になったとの事です。

物音が聞こえる天井裏を確認したところ鼠の糞や、コウモリのものと思われる糞も確認できました。

写真のように屋内配線の近くに糞があることから、心配されるのはネズミに齧られたり糞尿などによる漏電です。

ネズミは寒いところが苦手なので暖かいところを求めて侵入し環境が良ければ生息を始めてます。

早い段階で駆除を行えば解決も早く費用も抑えることが出来ますが、ネズミは1年に何度も子供を産むので何だろうと様子をみているうちに子供を産んでしまい被害が拡大してしまいます。

また、ネズミは集団で活動しているので、侵入したネズミが棲み処に適して安心だと判断してしまうと仲間も入ってきてしまうこともあので注意が必要です。

特に一度侵入して糞尿などで獣臭を付けられてしまうと再侵入されやすいので、駆除をするだけでなく侵入口を塞ぐなどの対策が必要です。

漏電や部屋中糞尿だらけだったり、壁に穴を空けたり、酷いケースはネズミが天井裏で死んだことで大量のうじ虫が天井から室内にポトポト落ちてきたという家もありました。

獣の死臭もたまりませんが、その時のお客様のショックはかなりのものだったことを今でも思い出します。

しかし物音がして明らかにネズミが侵入していても様子をみて放置してしまう人がたまにいます。

あれだけの大量の糞の下で生活をしているだけでも恐ろしいのに、その糞が乾燥し室内に舞っているわけですから「知らぬが仏」とは良くいったものです。

出来ることなら侵入される前に侵入されそうな隙間はないか建物を調査してもらうことが良いと思います。

何事も起きてしまっては後の祭りです。

良い年越しをするためにも、自分の家の総点検をしてみてはいかがですか?

記事一覧