リフォーム 住宅診断

住宅の価値を高めよう

昨日は今年最後の満月「コールドムーン」でしたね。

天気も良く湿度も低いこともあってとても夜空は澄んでいてキレイでした。

詐欺や強盗、大手企業の不祥事に政治家の裏金疑惑など社会の荒みをお月様はどんな目で見ているのかと頭をよぎります。

さて、今年はあと少しですが、私たちの仕事は日常の害虫・害獣の発生や雨漏りなどの建物劣化に対応しているので、年末年始であっても緊急で対応できる体制をしています。

本日も基礎補修工事に伺ってきましたが、多くのお宅で基礎のひび割れが起きているなと感じさせられます。

毎年のように例外なく配管の水漏れや外壁やベランダ床の劣化による雨漏り、そしてシロアリ被害など多くの劣化事象のお問い合わせを頂きました。

日常は何事もなく過ごしていても、必ず経年劣化を起こすものだと改めて感じさせられます。

どんな劣化もはじめは小さく始まり、時間の経過とともに私たちの生活に大きな課題となって現れます。

新築着工数は2000年には120万戸だったのに対して2022年には86万戸、2040年予想では55万戸に減少すると言われています。

それとは逆に空き家は増え続けて2~5軒に1軒が空き家になるとの試算が出ていますが、現在既に焼津市・藤枝市・島田市などでは11%くらいが空き家になっているそうです。

その空き家対策の一つとして住宅の資産価値を高めておく必要性が言われています。

耐震性能・断熱性能を今の基準にしておくことや、浴室がユニットバスになっているなどの質を高めておくことが大切という訳です。

それだけにシロアリの被害にあったり雨漏りなどがないように、しっかりと定期点検やメンテナンスをしておく必要を感じています。

記事一覧