リフォーム
基礎割れ補修
本日は、築50年で現在リフォーム中の基礎割れの補修工事に行ってきました。
リフォーム内容は耐震補強工事と断熱工事、それに合わせてキッチン周辺の改修工事です。
現在は外壁の張替え工事中で、並行して床下部のシロアリ対策や基礎割れの補修、床断熱材取付工事を進めています。
基礎割れは複数箇所ありましたが、幅が5mm以上の太い割れも3箇所もあり、かなり危険な状態です。
割れの補修は最低限必要ですが、補修をしてもコンクリート強度が上がる訳ではないので、アラミド繊維を張る工法で補強も行う必要があります。
これまでに国の耐震補強事業が進められてきましたが、多くの耐震補強工事を見ると、基礎の補強やひび割れを補修をしていない工事を多く見かけます。
補強工事を依頼した人は知らずに安心していますが、果たして本当に地震に耐えられるのでしょうか?
ぺしゃんこに潰れはしなくても、基礎が崩れてしまったら倒壊は免れないと思います。
最近の住宅は耐震性を上げるために建物の荷重をしっかりと支えるベタ基礎コンクリート造が採用されています。
それだけに既存の住宅の耐震性をあげるための工事ですから、基礎補強もしてもらえたらと思います。
天気が不安定ですが、しっかりと養生をしながら安全に工事を進めていきたいと思います。