シロアリ
害虫・害獣
環境改善
サクラ開花は害虫活動サイン
本日は、焼津市内にある施設の厨房で防虫の定期点検を行いました。
定期点検ではトラップを設置して生息の状況を確認し、その状況から営巣されないように薬剤などの処理を行います。
ここ数日、点検に伺っている色々な施設でゴキブリの幼虫やクモなどの害虫の捕獲が増えている様子があり、暖かくなってきたことや雨が多いことで活動が活発になってきたことを感じます。
サクラの開花が始まりましたが、シロアリやゴキブリなども同じで20℃くらいになると活動が活発になるので、浮かれてばかりはいられません。
特に雨降り後に一気に気温が上がると孵化や脱皮が活発になる傾向があるので、最近のように雨が多いと今年は多く発生することが考えられます。
対策としては侵入口となる床下に薬剤処理や換気扇を設けて湿気を籠らせないこと、荷物などの段ボールを家の中に持ち込まないこと、朝晩は窓を開けて換気すること、押入や洗面台などを定期的に開けるなどが効果的だと思います。
特にゴキブリは水1滴で数日生きられるそうなので繁殖させないためにはキッチンのシンクを濡れた状態にしないで拭き上げるのも有効です。
ゴキブリやハエは食中毒などの菌を媒介する衛生害虫なので、清掃や換気は面倒かもしれませんが生息されないように衛生的な環境づくりを心掛けてもらえたらと思います。