地球温暖化が心配

本日も市外にある中学校へ防虫施工に行ってきました。

車を止めて準備をしていると吹奏楽部の楽器の音や運動部の掛け声などが校内中に響き渡っていました。

校舎内の各部屋の窓などを閉めて作業を行うので、とても暑くサウナ状態でへ心が折れそうでしたが、子どもたちが頑張る様子に力が湧いてきて最後まで作業を行うことが出来ました。

子どもたちが生活している期間は人の移動や物音、通気も取れていますが、長い休みの校舎内は窓を閉め切り空気も淀むため、害虫などに生息されやすくなります。

そのために、各学校では新学期を衛生的な環境で子供たちを迎えるために害虫防除や清掃など様々な準備をしてくれています。

しかし、近年は記録的な猛暑となっているために、今までと同じでは通用しなくなっているように感じています。

熱中症では、外での運動を控えたり、水分補給をしたり、休憩を入れるなど、今までにはない対策を取り入れていますが、害虫対策や菌類・ウイルスなどの対策も変えていく必要があると思っています。

一年を通して気温が高い時期が長くなるということは、害虫や菌類の発生する時期も長くなるので、回数を増やすなどの対策をしなければ良い環境を維持することは難しくなってくると思います。

また、気温が高くなると心配になるのが感染症です。

デング熱、ウエストナイル熱・日本脳炎などは、蚊によってウイルスを媒介すると言われ、中でもウエストナイル熱は全米で感染が拡大している報告がされています。

温暖化によって、こうしたウイルスの発生時期や地域が変化することが懸念されるので、単純に蚊に刺されたでは済まされなくなるわけです。

地球温暖化をストップさせるために、温室効果ガス削減としてエネルギー消費を抑える対策として、太陽光発電などの自然エネルギーの活用や車もガソリン車から電気自動車、住宅でも省エネ住宅として内窓や高断熱化と様々な対策が取られています。

一人一人が、省エネ対策に真剣に向き合わないと、子どもたちの時代にとんでもない負の遺産を残すことになると思います。

先日、自宅に内窓の設置と床下の断熱材の設置をしましたが、出来ることをから行動をしていきたいと思います。

そして、今できることで子どもたちの安全で健康的な成長や生活をする学校を少しでも支えるお手伝いをしていきたいと思います。

 

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