害虫・害獣

問題の対処法

気温が下がるこの時期になると、ネズミは寒さを嫌うので暖かな快適な環境を求めて建物への侵入が多くなり、連日、何件ものネズミ調査のお問い合わせが入ってきています。

本日、伺ったお宅では室内にまでネズミが出てしまったとのことでした。

室内に出たということなので、ドアなどの閉め忘れなどが原因で入り込んだとも考えられます。

念のために建物周辺を調べてみると、給湯器の配管が基礎に設けられている通気口から建物へ通してありましたが隙間が出来ているのが確認できました。

ハッキリした特定はできませんが侵入の恐れがあるので、対策の一つとして塞ぐことを提案させてもらいました。

ネズミの調査を依頼してくる人の中に、調査報告をすると駆除費用が高いからなのか分かりませんが、様子をみるとか、自分で何とかするという方がたまにいます。

ネズミは繁殖力が高いのであっという間に数が増えて駆除が困難になってしまうことや、糞尿やダニ類、さらには断熱材などの破壊など被害はドンドン拡大していくので、少し様子をみるなどと悠長なことを言っている場合じゃないのです。

大量のネズミの糞の下で暮らしていることも恐ろしいですが、断熱材の破壊は目に見えなくても確実に光熱費として大きな出費に繋がるので多くの経験から安易な考えはしないほうが良いなと思います。

大切なのは定期点検をすることです。

問題や注意することはないかを知り、早め早めに問題となる芽を摘むことが一番の対処法です。

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