シロアリ 住宅診断

住宅を選ぶ注意点

本日は、5年毎定期的に白アリ予防をさせて頂いているお客様宅の再予防工事に行ってきました。

家を大事にされ手を掛けているのですが、ウッドデッキやウッドフェンスが傷んできていてメンテナンスが大変とのことで近々解体し傷まない素材の物に替えるとのことでした。

外構もそうですが、建物自体がデザイン重視で経年劣化やメンテナンス性が考えられていないことが良くあります。

多くの場合大手ハウスメーカーが安心とか展示してあるデザインを気に入って選んだり、耐震性能、最近では断熱性能で選ぶなどが多いのですが、多くのお客様にふれあい多くの住宅をみて思うことは、劣化対策性能やメンテナンス性が何も考えられていないことで、後々後悔している人が少なくないことです。

住宅は必ず劣化をするものですから、劣化しにくい建材やメンテナンス性の良い構造でないと、思いがけない程修繕などの支出が大きいものとなってしまいます。

特に少し前に流行ったウッドデッキは殆どの場合腐るかシロアリの被害にあっているのが実情で撤去している家が多く見られます。

住宅は長く使うものなので、新築を検討する際は、建築価格に修繕費も見込んで決めることが重要です。

建てた時の性能が良くても、直ぐに性能が落ちてしまったり、劣化しやすい建材が使われていたりすると、最終的に高い買い物をすることになってしまうので注意が必要です。

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