ヤスデが県内に拡大中
ムカデが大量発生しているので見て欲しいと連絡があり調査に伺ってきました。
居住スペースや建物外周でムカデは確認できませんでしたが、ジメジメとした環境を好むので床下を調査してみるとムカデではなくヤスデが確認できました。
奥様に報告するとどうやらムカデと間違えていたようです。
静岡県において2002年頃からヤンバルトサカヤスデが確認されるようになり、繁殖力が凄まじいこともあり県内全域に拡大が懸念されています。
毒性はありませんが、おびただしい数で発生し床下や室内などに侵入してくるので強い不快感を与えます。
梅雨の6月頃や9月~10月頃に大量発生が見られ、この時期になると繁殖期を迎えるので見かけたら産卵する前に駆除を行うことが翌年の発生をおさえるのに有効です。
因みに1回の産卵で数百個の卵を産み落とすと言われているので恐ろしいですね。
やっと暑さも和らぎ私たちにとっても動きやすいスポーツの秋ですが、快適な環境は害虫にとっても活動しやすい時期となるので注意が必要です。