害虫・害獣

ステンネット張り

先日、ステンネット(防虫ネット)を提案させて頂いたお客様宅にて取付工事に伺ってきました。

基礎の通気口からネズミが侵入するケースが多くあります。

通気口に使われている材質は色々ありますが、鋳物などは錆びて穴が空いてしまっていたり、樹脂は齧られたり紫外線などによって割れたりと、どうしても気が付かないうちに劣化を起こし穴が空いてしまいます。

また、工事が雑で網と土台との間に20mmくらいの隙間が出来ていることも多くみられるので、一度覗き込んで確認すると良いと思います。

小ネズミであれば10mm程度の隙間があれば通り抜けてしまうので、これくらい大丈夫だろうと思わないで被害に遭う前に隙間を埋めるなどの対策をしてもらえたらと思います。

ヤシロで使用しているものはステンレス製ですから錆びることも齧られることもありませんし、細かいネットになっていますからムカデなどの害虫の侵入も防いでくれます。

今回は齧られて破損していたのは1箇所でしたが、また侵入されたら困ると言うことで全11箇所の取付工事をさせて頂きました。

被害に遭われた方たちは一様に、「まさかうちにネズミが出るなんて」と突然の侵入者に驚きと相当なショックをうけますが、ネズミの被害は実害として物音による精神的被害、糞尿やダニ類で衛生的被害、そして、壁や電線を齧られたり、天井裏の断熱材を破壊されるなどの経済的被害などがあるので侵入させないことが大事です。

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