コウモリのフンには・・・

先日点検で伺ったお客様宅で撮った写真になります。

建物点検をしていると壁にコウモリのフンが付いていました。

どこに付いているか皆さんはわかりましたか?

コウモリは一日に大量のフンをするので、棲みついていなくても羽休めで止まっている時などにもフンを落とし壁や夕暮れまで仕舞われていない洗濯物などを汚し室内などに持ち込んでしまうことがあります。

コウモリによる主な被害は糞による汚染、ダニの発生そしてウイルスによる感染症です。

現在のところ、日本では死亡するような事例はないようですが、致死率が高い狂犬病やリッサウイルス感染症、ニパウイルス感染症、日本脳炎、SARSなど様々なウイルスを媒介すると言われています。

また、フンからカビが発生してアレルギーを引き起こしたり、寄生するダニに刺されることも考えられるのでむやみに触れたりすることは禁物です。

もし、壁などにコウモリのフンが付着していたら、特に小さなお子さんがいる家庭では念のために生息されていないか確認すると共に、フンの除去と除菌をしておくことが大切です。

DSC_0198

記事一覧