今までこないのに

今日は、新築から5年が経過した焼津市のお宅から床下調査の依頼を頂き伺ってきました。

新築時に白ありの施工をした業者が点検にきたとのことで、床下の状況報告と共に再予防施工の提案を受けたそうですが、信用していいものかと疑念を抱いたためヤシロに連絡したとのことでした。

今回、お客様が疑念を感じられたのは、これまで訪問や点検をしてこなかったのに白アリの保証が切れる時期になってやってきて、再施工を勧められたことによる不信感によるものです。

建てた建築会社様とお客様の信頼関係を使って仕事を頂こうということだと思いますが、自分たちで信頼を築こうとしないで仕事欲しさに近寄ってくる業者が多いことが本当に残念でなりません。

嘘をついてまでの仕事をしている訳ではないと思いますが、お客様が不安になってしまっているようでは本末転倒ですし、ましてや、お世話になっている建築会社様にも迷惑が掛かる行為だと思います。

建物の定期的な点検は住宅を良い状態に維持管理するためにはとても重要です。

また、長期にわたって良い状態を維持するためには、建物の劣化を早めてしまう要因になる白アリ予防や外壁塗装などは計画的に実施することが望ましいと思います。

因みに最近の住宅では長期にわたって良好な状態を保つことを目的に長期優良住宅制度が設けられています。

この制度では、ある一定以上の建築仕様で住宅を建てることが求められていることの他に、点検やメンテナンスの時期について計画し、その結果を保管することが義務付けられています。

この制度を利用することで、住宅ローン控除などで優遇されるというメリットがありますが、建築費用が掛かることや、計画的に実施しないと罰則もあるのでなかなか広がっていません。

どちらにしても、長期にわたって良い状態を保つためには定期的な点検が必要だということです。

そして、定期的に点検をしてくれて状態をよく分かってくれている人にメンテナンスを依頼することが最も望ましいのではないでしょうか?

ヤシロでは毎年の点検を実施し、アフターを徹底しています。

もし建てた会社で見てもらったことがないという方がいましたら是非、ヤシロに任せて下さいね。

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