リフォーム 住宅診断

6月から電気代が上がる!

本日は藤枝市のお宅で床下断熱材設置工事をさせて頂きました。

写真のように現状も断熱材が取り付けられていますが、電気代の高騰から省エネ対策として、さらに高性能の断熱材を取付けることになりました。

断熱材は暖房機具ではないので、それ自体が発熱している訳ではありませんが、外気の影響を受けにくくする働きがあります。

日本の住宅は世界的にみても断熱性能が著しく低いと言われ、現在でも全く断熱材が入っていない無断熱の家が多くあります。

今回のお宅は断熱材が入っていましたが、厚さが25mm程度と薄く、本来隙間なく設置しなければ効果が落ちてしまうにも関わらず、隙間だらけに取り付けられていました。

人それぞれに寒さの感じ方は違いますが、これでは寒い訳です。

近年の断熱性能が高い住宅はエアコン一台で建物全体を賄える家も出てきていますが、以前、断熱材を取付けた方の話では月の電気使用量が25%も削減できたそうなので、10年、20年と長く住み続けるとその差はとんでもなく大きなものになってきます。

また、6月からは電気代が上がることが決まっています。

私が若い頃アメリカのクルマは1リットル当たり2~3キロくらいととても燃費が悪く、ガソリンを溢して走っていると言われていましたが、断熱材の入っていない住宅は、まさしくそれと同じだなと思います。

断熱材があった方がいいと思っていても今更、床を張り替えるような金は掛けられないと思っている方も多いのではないでしょうか?

断熱材の取付工事は床板を剥がして取り付けるのが一般的ですが、床を剥がさずに床下から取付を行う非破壊断熱工法もあるので、かなりコストを低く抑えられます。

また、床をめくることによって生じる、家財などの移動・床をはがすなどの費用・工事期間中の仮住まい等の用意がないなど日常の生活をしたまま短期間で工事ができるのも魅力の一つです。

この先電気代が上がっていくことを考えて、今のうちに断熱性能を上げておきませんか?

今なら、国からの補助事業もあります。

興味がある方は、気軽に声を掛けて下さいね。

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