秋の害虫対策

今日は自宅にムカデが出るとのことで島田市のI様邸へ発生の状況や環境などの調査をさせて頂きました。

ムカデは湿気たところを好むので落ち葉の下や鉢植えの下や床下、壁の中などに生息をしています。

寿命は7年~10年程度と長いので一度発生すると何度も侵入されることが考えられます。

また、昆虫を餌として食べる肉食動物なので昆虫の生息が多いことも発生の要因の一つになります。

このお宅のように茶畑と隣接していると建物に湿気が帯びやすいことや、茶畑の根本は陽が当たらず年中ジメジメしており栄養も豊富なため害虫が多く発生するのでムカデの生息には最適な環境になります。

対処としては、茶畑に薬剤を撒き直接駆除ができないので、建物への侵入を防ぐことを目的とした外周の土壌や基礎の表面、床下や外壁などに薬剤の散布することを提案させてもらいました。

この時期は越冬する昆虫にとっては寒い冬を越すための準備の季節になるので、建物に侵入されないよう対処をしておくと春先の発生を抑えることができますよ。

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