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石綿(アスベスト)講習に参加
本日は先輩と2人で静岡市まで石綿の技能講習に行ってきました。
今日の講義の内容は石綿による健康被害や法令などです。
以前から石綿(アスベスト)という言葉やその危険性について耳にはしていましたが、日常では恐れている人を見ることもなく、他人事のようなものでした。
しかし、講義を聴くと、多くの建材に含有されていて吸い込むと数十年後に中皮腫や肺がんなどを引き起こす、かなり危険なものだということを知り恐ろしさを感じました。
また、吸い込んで長い時間が経過して発病するため「静かな時限爆弾」とも呼ばれています。
安易に扱うことで、自分だけではなく周囲の人の健康さえも脅かすことになるので、今回学ばせて頂いて本当に良かったなと思います。
これまでも石綿の解体や処分などに規制がありましたが、さらに昨年からは建物の解体等では石綿の有資格者が事前調査を行うことが義務付けられ、より厳しく規制されることになりました。
講習は2日間で年に何回も行われていて講義終了には試験があります。
今日の講習だけで100名ほどの参加者がいましたが、見たところは建設現場で働いている方たちが殆どのようでした。
石綿の危険度は3段階に分けられていますが、その中でも一番危険とされるレベル1の建材は私たちの生活の中に普通にあります。
しかし、多くはその危険性を知らないように思います。
今回の講習で作業者への周知も大切ですが、周りの人に危険性を伝えていく責任もあると思いました。