浸水被害現況調査しましたか?
先日の台風による床上・床下浸水被害から一か月以上経ちましたが、未だに調査・除菌依頼が多くあり連日のように除菌工事にでています。
聞くところによると県内の床上・床下被害件数は9200件にのぼるといい、未だに目途が立たない住宅もあるといいます。
床上浸水となると、畳などは使い物にならないので交換すると思いますが、床や壁などはキレイに洗い乾かして良しにする方も多くいると思います。
緊急事態ですから取り合えずは良いと思いますが、その際には汚れを取ると同時に除菌をすることが感染症対策として大事になってきます。
また、一見キレイになっても見えない部分で床断熱材や壁断熱材が水分を含んでしまい腐朽が始まる恐れがあるので、長期間そのままにしないで対策をとることが住宅を劣化させないために必要になります。
現状が見えないことで不安の感情は大きくなりがちで、この先の適切な対策も決めることができません。
先ずは、表面的な被害だけでなく建物全体の現状把握をしてもらえたいと思います。
こんな時は弱みに付け込んで高額だったり、必要がないことを言って近寄ってくる業者もいるので気を付けて下さいね。
大切なことは現状をしっかりと把握することです。
まだ被害の現況調査をされていない方がいましたらお気軽にお申し付けくださいね。