浸水したら感染症に注意しましょう

本日も台風15号による浸水調査です。

このお宅は、床下がベタ基礎コンクリートである意味生け簀のような構造のために浸水から3日経った現在でも水たまりが確認されました。

水位は、大引きや土台まで到達し早急に乾燥させてあげないと木部の変形や細菌やカビの発生が心配されます。

また、白アリ予防の薬剤効果も落ちてしまったと思われるので早急に対策が必要です。

既に少し異臭も発生しているので、除菌施工と白アリ予防工事、床下換気扇などの提案させて頂きました。

厚生労働省の浸水対策においても細菌による感染症に注意がされています。

その中には

①濡れた状態では繁殖が活発になるので早い段階でしっかりと乾燥させること

②乾いた後に舞いやすい細菌を吸い込まないようにマスクの徹底すること

③清掃には手袋をすること④次亜塩素酸ナトリウムなどで消毒を行うことなどがあげられています。

特に清掃中に指先を切ってしまったなどケガをしてしまった場合は破傷風などの感染症が懸念されるのでそのままにしないで消毒または病院でみてもらって下さいね。

台風の季節、まだまだ油断は禁物です。

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