浴室目地は大丈夫?

11年前に白アリ駆除をさせて頂いたお客様から、浴室・洗面で羽アリが出たと連絡があり調査に行ってきました。

外観からは、白アリの生息を確認することが出来ませんでしたが、床下では白アリの被害だけでなく浴室のタイル目地の傷みにより土台に水が浸みて腐朽も進んでいました。

白アリだけでなくゴキブリなどの害虫は何処にでも生息するわけではなく、生息できる環境があるところに侵入してくるので、建物や周囲の環境が11年前から変わっていなければ再発する可能性はとても高いと考えられます。

薬剤の効果も薄れ、水漏れなどがあれば尚更です。

よくあることですが、お掃除をタワシでゴシゴシと磨きすぎることでタイル目地を傷めてしまい床下で水漏れを起こしてしまっているケースです。

タイルの目地は薄く非常に脆いのでカビが気になるからといって磨きすぎると直ぐに取れてしまいます。

タイルの裏は防水紙一枚で建物を水から守っているので目地割れを放っておくと水漏れを起こし白アリの被害を受けやすくなってしまいます。

気温も上がりカビが生えやすい時期になってきたので目地の傷みを起こさないお掃除を心掛けることと、目地の傷みがあれば放って置かないで直ぐに漏れがないかの点検と目地の補修をしましょうね。

因みにカビの発生を抑えるポイントは、石鹸水を温水でしっかりと流すこと、換気扇または窓を開けて換気することです。

気になるときはヤシロに気軽にご相談ください!

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