様々なケースの住宅診断に対応

静岡市内の不動産業者様より「富士宮市内の中古戸建住宅でフラット35Sの適合証明書の発行をお願いしたい」との依頼を受け、本日検査へ伺ってきました。

築32年の住宅でしたが、屋根、外壁、ユニットバス、内装と修繕や改修工事がすでにされており、見た目はとても綺麗な状態でありました。

また小屋裏、天井裏、床下も問題はない様子でスムーズに適合証明書が発行できる流れとなりました。

独立行政法人住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して融資する全期間固定金利型の住宅ローンであるフラット35は、機構が定めた技術基準を満たす住宅だけが融資の対象になります。

購入する物件が技術基準を満たしているかどうかは、専門の機関や技術者によって検査され、適合証明書が発行されることをもって確認されます。

本日はその検査で、後日適合証明書を発行します。

また依頼の内容がフラット35Sの適合証明書でしたので、フラット35の技術基準に加えて、省エネルギー性やバリアフリー性などの基準が求められます。

今回はバリアフリー性の基準を満たしている住宅でしたので、合わせて浴室や階段の手摺なども検査とさせて頂きました。

当社が行っている住宅診断はいろいろな目的で利用して頂いていますが、新築戸建住宅や中古戸建住宅、マンションなど案件は様々で、建築中の物件の検査依頼もあります。

さらに診断の内容、範囲、報告書なども依頼の目的で使い分けています。

色々と大変な案件もありますが、今後も多くの方に安心して住宅を購入できる判断材料としてご活用してもらえるよう努めたいと思います。

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