リフォーム 害虫・害獣

業者の選び方

昨日のブログにのさせて頂いたネズミのお宅に早速工事に伺ってきました。

床下からの調査時に配管が齧られていることが確認されていましたが、外からは植木が茂っていて詳細な状況が把握できないことや塞ぐ加工も出来ないことから、本日は部分的に植木を切らせてもらい作業に入らせて頂きました。

すると写真のように基礎と配管に隙間があり、配管の保護被覆が齧られていました。

また、建物は以前に増築をされていますが、小屋裏に入って調査をすると既存部との境に隙間が確認されました。

増築では既存部との取り合い部に手が入らずに隙間が出来てしまうことがありますが、外観的には見えないこうした場所から侵入されてしまうケースがよくあるので増築された住宅では一度点検をしておくことが大切です。

因みに基礎に穴をあけて配管を通して一応板金で蓋をしてありますが、殆どの場合このような工事になっています。

しかし、中には板金で蓋がされていないケースもあり、大きく隙間が出来てしまっているケースもあります。

さらに問題は、この基礎には強度を高めるために鉄筋が入っていますが、切りっぱなしでは鉄筋が錆びてしまい強度劣化の原因となってしまうことも心配です。

やむおえなく穴をあけなくてはならない場合もありますが、お客様に説明をして納得の上での工事ならいいのですが、殆どの場合何の説明もなく穴をあけられてしまっているのが実情です。

昨日のブログにも書かせてもらいましたが、住宅は耐震性・断熱性など様々なことに注意をはらい計算のもとに建てられているので、安易に穴をあけることは建物の性能を落とすことになりかねないので工事を依頼する際は、そうしたことが分かっている会社なのか確認すると良いと思います。

記事一覧