害虫・害獣 環境改善

換気口に隙間が空いてませんか?

本日は焼津市内にあるお宅の床下点検に伺ってきましたが、その際に基礎に設けられている換気口の上部に1㎝ほど隙間があるのが確認できました。

換気口には小さな害虫に浸入されないように細かい網が取り付けられているタイプのものでしたが、床下内にはゴキブリやクモなどの生息が確認され、お客様の話では以前にネズミの侵入もあったそうです。

それ以降、換気口の外側にネズミ用の殺鼠剤を置いているとのことでした。

ちなみにゴキブリの成虫は2~3㎜あれば通過できると言われています。

プランターや鉢などを動かすと土は湿りダンゴムシやナメクジ、ゴキブリなどが集まっているのを見たことがあると思いますが、害虫は空気の流れが殆どなく日射も当たらない環境を好みます。

ですから巨大なプランターのような住宅は害虫が集まりやすい環境なので、侵入しようとする害虫は止められませんが、床下換気扇で強制的に換気を行ったり、シロアリの薬剤を定期的に散布することで生息されない環境をつくることが対策のポイントです。

多くの住宅で換気口が破損し穴が空いていたり、取り付けが悪く隙間が空いているので、ゴキブリなどが蔓延しないうちに確認してみると良いと思います。

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