床下に廃材

沖縄・九州地方に猛威をふるっている台風6号に続き、台風7号が発生してお盆頃に接近する予報となっています。

昨年の台風15号では最終的な発表によると、死者3名、清水区で6万戸以上が断水、家屋の全壊9棟、半壊・一部半壊5643棟、床下・床上浸水は9682棟にも及んだそうです。

防災グッズは万全ですか?家の外周などに風で飛ばされそうなものは早めに片付けておきましょうね。

さて、本日は建物点検に行ってきました。

床下の点検をしていると断熱材の端材が落ちていました。

数は少なかったですが、およそ新築時の業者が掃除を徹底していなかったか、捨てていったものです。

最近の新築時にはお掃除をすることは当たり前になりましたが、以前はお掃除をするところは殆どなく、工事の廃材を捨てていく業者もあり、酷い時はお昼に食べたと思われるお弁当のゴミや空き缶、タバコの吸い殻も山のように捨ててあったりします。

床下は日常生活で目にふれる場所ではありませんが、ゴミの中で生活をしていたと思うと気持ちがいいものではありませんし、ゴキブリなどの害虫の原因、また、木材や段ボールなどが捨ててあるとシロアリの被害の原因にもなってしまうのでとても残念なことです。

自分が建てている住宅を汚せるのですから、たぶん、施工の質も想像できてしまいます。

酷い家ではしっかり固定していないために断熱材が脱落していたり、屋根裏に無造作に断熱材が置かれていたりと、目に見えないところの施工が手抜きといってもいい家も見かけます。

外観がキレイだと自分の家の床下や屋根裏がどうなっているのか見たことも想像したこともないのではないでしょうか?一度、建築業者とは違う第三者の診断会社に点検をしてもらうといいかも知れませんね。

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