地球温暖化対策のために

本日は焼津市のお客様宅へ床下点検に伺いました。

床下点検をしていると、通気網がすこし破れており、小さい鼠位なら入ってしまいそうだなと思い点検を続けていると、まさかの大きめのカニが死んでいました。

子供の頃、家の裏に川があり、そこにはカニもいましたが大きなウシガエルやそのおたまじゃくし、鯉やヒメダカなどたくさんの生き物が生息し、好奇心旺盛な時期だったので日々タモや釣り糸を垂らして捕獲を試みたりし遊んでいました。

焼津市内の川ではヤゴも生息していて夏にはホタルも普通にいましたが、いつのまにか姿を消してしまいました。

地球温暖化問題、気候変動は何十年も前から始まっていたのでしょうね。

気温の上昇も深刻な問題ですが、最近では世界的に洪水で街が沈んでしまったり、干ばつで農作物に大きなダメージを与えるなど待ったなしの状況になっています。

世界各国で取り組みを始めていますが、日本では2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする目標を掲げて、2030年には2013年と比較して46%削減を目指すとしています。

テレビなど様々な形で脱炭素、カーボンニュートラルと言う言葉を聞くようになりましたが、これらを実現させるには、国ではなく私たち一人ひとりが意識を変え行動を始めることでしか達成しません。

一度破壊された環境は二度と元には戻らないのです。

私たちヤシロでは、既存住宅の断熱性能を上げて、電気の使用量を減らす断熱(省エネ)リフォームをしています。

今までは断熱材を入れるためには床を剥がす必要があり工事費が高額なってしまうことが問題となり、やむなく断念をする人が多くいましたが、今回、床下から断熱材を入れる、県内では取り入れている業者がない非破壊工法を取り入れて大幅に費用を下げることを可能にしました。

子供たちや孫たちが暮らす社会に写真のような生き物たちが生息できる環境を残すための一歩として少しでもお役に立っていきたいと思います。

冬が近いですが、断熱で省エネを考えてみませんか?

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