何事にも予防が大事

白ありは蟻道と呼ばれる砂などをトンネル状に固めた道をつくりその中を移動して建物に侵入してきます。

そのため多くは基礎や束石に添うように蟻道を作り束柱や土台などの床組み材を食害していきます。

しかし、通気が著しく悪いなどの環境によっては空中蟻道と呼ぶ地面から直接木部へと蟻道を作り侵入をしてくる時もあり、今日の写真はその空中蟻道をつくり侵入してこようとしている様子になります。

湿気や通気のない環境を好むため侵入の多くは床下からになりますが基礎の外側を登ってくることもあり、また、基礎のヒビ割れや、施工でのコンクリートつなぎ目、配管を通すための穴などを利用して侵入してきたりするので油断はできません。

新型コロナウイルスなどと同じで生物は生存するために環境に適合し私たちに近寄ってくるので、マスクじゃないですが予防対策をしておくことが大切だなと感じています。

オミクロン株が日本にも入ってきていますが一人一人が出来る対策をして安心した年末年始を迎えましょうね。

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