住宅に思うこと

本日は、日頃からお世話になっている焼津市の工務店様の新築分譲住宅白アリ予防工事に行ってきました。

日曜日の朝ということもあり他の工事業者さんは不在のため現場内は静けさに包まれていました。

建材などは整理が行き届き、木屑一つなく清掃がされてキレイなこともあって、とても清々しく作業をさせて頂きました。

私の家は、亡くなった父が建てて父母二人で間取りや設備等を決めたこともあり、私たち夫婦の暮らしには適さないことやメンテナンスにお金が掛かるつくりだったりと問題が色々とあります。

実際なところ築年数もそれなりに経過しているため、次から次へとメンテナンスが必要となっていて、その都度支出が重くのしかかってきてます。

父が遺してくれたものですから、手を掛け大事にしていきたいと思っていますが、今更ながらに建てる時にもっと関わっていれば良かったなと感じています。

そうしたことを思い出しながら施主様の気持ちに応えられるようにと仕事をさせてもらった現場になりました。

見た目や間取りそして設備に意識がいき、あとは予算の範囲で家を決めてしまう人が多くいると思いますが、自分の時代そして子供の時代と長く住み続ける住宅としてどうなのか?

維持管理していく上で大切な断熱性能・劣化対策性能・耐震性能など意外と見落とされているように思います。

エネルギー問題を抱え電気代がどんどん値上がりしている状況から、これからの時代には劣化対策性能だけでなく光熱費がかからない省エネ性能にも注意を払う必要があるなと感じています。

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