予防していますか?

本日は牧之原市(旧相良)まで白アリの駆除に行って来ました。

雨が心配でしたが天候にも恵まれ夏を感じる猛暑の中での作業となりました。

今回の駆除対象はイエシロアリです。

床下はコンクリートが敷いてありましたが、ベタ基礎ではなかったために土間と立上り基礎に僅かな隙間ができてしまい、そこから蟻道をつくり土台などの床組み材へと侵入していました。

床下にコンクリートが敷いてあるからと安心されている方が多くいますが、その安心から予防をしなくても大丈夫だろうと油断しがちです。

また、コンクリートだとキレイで乾いて見えるため、シロアリは上がってこないものだと思い込んでいる人も多くいますが、何の根拠もなくシロアリは侵入してきます。

今年はシロアリの駆除依頼が多かったように感じますが、その理由は新築時から5年を経過しても予防をしない人が増えているのかも知れません。

特に新築瑕疵保険が始まってから10年は大丈夫みたいな流れになっていますが、シロアリ被害に関しては5年となっているケースもあるので一度保証の範囲を確認しておくと良いと思います。

また、ベタ基礎であっても新築時に必ずシロアリ予防をしていますが、それはやらなければシロアリの被害にあってしまう恐れがあるという裏返しでもあります。

今の住宅は断熱材が入っているために、被害にあってしまうと駆除だけでは済まず、かなりの費用が掛かってしまうこともあることを知っておいて欲しいと思います。

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