ネズミ繁殖時期
島田市の飲食店でネズミの被害があり調査に行ってきました。
築30年以上は経っているテナントビルは劣化もひどくネズミが侵入できそうな隙間が確認できました。
春と秋は繁殖の季節で、秋雨前線で増水することや稲刈りなどで追われたネズミが家屋に住処を求めて侵入することがあり、この時期はネズミの駆除依頼の問い合わせが増えてきます。
ちょっとした隙間でも侵入しあまり人の出入りがなく身を隠すことができると、そのまま居座ってしまうことがあるので、整理整頓や換気などを適度に行うことも巣作りさせない一つの方法です。
特に繁殖はネズミ算と言われるように生後3ヶ月ほどで出産が可能となり一年に5回程度、一度に6匹から10匹ほど子供を産むので侵入されてしまったら早い段階で駆除をすることが被害を小さく抑えるポイントになります。
ネズミは建物を齧ったり、糞尿などと言った被害をもたらして動きも早い為に怖いといったイメージがありますが、本当に怖いのは病原菌を持っていることです。
代表的なものは食中毒を引き起こすサルモネラ菌ですが、重症化するような様々な菌を保有していることもあるので要注意です。
現在猛烈な勢力で日本を縦断しそうな台風14号に備えて建物周辺の整理整頓をされていると思いますが、合わせてネズミが侵入にできそうな隙間や建物の劣化など周辺の点検をしてみるのもいいかも知れませんよ。