ネズミと天井断熱

本日はネズミの調査で島田市のお客様宅へ伺いました。

以前にもネズミの駆除をしたことがあるとの事でしたが、また、二階の天井裏から物音がするとの事での依頼でした。

天井裏を確認したところ、以前に侵入していたと思われる古い糞がありましたが、その中には最近のものと思われる糞などの痕跡が確認できました。

ネズミの駆除ではネズミの種類の特定、生息状況の把握が大切ですが、最終的には再侵入をさせないために侵入口の特定が重要になってきます。

一見すると侵入されるような隙間はないと思われる建物でも、ネズミはほんの僅かな1cm程度の隙間を通り抜けて侵入してきます。

以前には電線を伝わってクマネズミが2階から侵入したというケースもあり油断はできません。

ゲリラ豪雨や台風などでは、側溝に身を隠していたネズミが棲み家を追われて侵入してくるので注意が必要です。

ネズミの被害は物音や糞尿、ダニ、穴を開けられたなどが一般的に気にされる点になりますが、私たちがネズミ駆除に伺い一番気になることは、天井裏の断熱材はキチっと引き詰められていないと効果がないのですが、齧られてバラバラになっていることです。

駆除を依頼するにあたっては、糞の撤去や除菌そして侵入口を塞ぐことはもちろんですが、断熱材がどうなっているのかしっかりと報告してもらい、ズレていたり破れている、また、断熱材が入っていないようでしたら、どうすべきか相談することをお勧めします。

屋根裏は60℃以上になると言われ、断熱材は不可避なものです。

ヤシロでは屋根裏の断熱材工事も対応しているので気になる方は声をお掛けくださいね。

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