ネズミが捕まってた

飲食業や食品加工業などでは衛生的な環境を維持するために清掃などはもちろんですが、定期的に衛生害虫やネズミ類などの侵入・生息はないか管理を行っています。

衛生害虫では生息状況の調査のために各所に捕獲用の粘着シートを設置し毎月１回の状況調査を行っています。

本日、伺ったお店は建物が新しく店内も調理場など隅々まで清掃が行き届いた、とてもキレイな店舗です。

いつもと同じで何事もないかのように点検をすると、捕獲用の粘着シートの外観に違和感があり、確認すると何やら齧られたような跡があり、中を覗くと何と小型のネズミが捕獲されていました。

ネズミは田畑や山間部だけでなく市街地にも多く生息するので、飲食業に限らず一般の住宅でも僅かな隙間があれば侵入されてしまいます。

特に店舗などでは人の出入りをし易くするために多く自動ドアが設けられていますが、構造上どうしても隙間が出来てしまうために、小型のネズミや害虫などに侵入され易いという問題を抱えています。

気が付かないうち生息され、夜な夜な店内を歩き周り雑菌をテーブルや調理器具などに付けてしまうことも考えられるので油断は禁物です。

何かを齧られるのも問題ですが食べ物を扱う場所では、ノロウイルスなどの食中毒などを引き起こす食中毒菌を撒き散らかしていることも考えられるので、侵入されないように徹底した管理することが求められます。

侵入されてしまった場合は清掃だけでなく万が一を考えて除菌をすることが重要となります。

このところノロウイルスによる食中毒が全国的に報告されているので、ご自宅でもネズミなどが出たら必ず除菌を徹底してくださいね。