シロアリ リフォーム

シロアリ施工

本日と明日の2日間、掛川市のお寺さんでシロアリの予防工事が始まりました。

初日の本日は住居部分と庫裏の施工を行いました。

お寺さんは一般住宅とは違い床面積が広いだけでなく床下の土台などは太く構造も違うために薬剤を散布する場所も多いので事前に施工計画を立ててから施工に入ります。

また作業を行う上では、周囲の環境をよく調査・理解し作業に入りますが、本日のお寺さんはすぐ裏が池があり水生生物の姿も見られるので、誤って薬剤が池に飛散し危害が及ばないように十分注意して作業を行いました。

一般の住宅であっても環境や構造、何よりもお施主様の家族構成など同じ家は一軒もないので、薬剤・工法の選定やどんな建築工法なのか?気密住宅なのか?換気住宅なのか?断熱材は入っていないのか?ペットなどいないか?小さなお子さんや介護を要する方がいないかなど事前の調査で見落とさずに把握することがとても重要になります。

近年では建築資材に使用されてきた石綿(アスベスト)の作業にも事前調査や作業者講習などが義務付けられるようになり、大手家電でも新規エアコンの取付で壁に穴をあける際にも石綿事前調査が必要なために、しっかりと案内がされるようになりました。

しかし、最も石綿に関連する建築・リフォーム業界においては、未だに対応していないところも多くあり、シロアリ業界では対応できている話を殆ど聞こえてきまん。

因みにヤシロでは事前調査者の資格を有しているので安心してもらえたらと思います。

明日は残るは本堂と位牌堂の施工です。

歴史ある建築物なので、丁寧な施工を心がけていきたいと思います。

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