ネズミが侵入しやすい時期

白アリ調査へ伺ったお客様宅にて、床下へ潜ってみると白アリの生息は確認されませんでしたが、ネズミのものと思われる証跡がみられました。

ネズミが狭い場所を通り抜ける際に身体の汚れをつけて黒くなるラットサインは確認できませんでしたが、通気口の周りに痕跡が多いことや通気口の網目が粗く隙間が大きい構造であることなどから、おそらくここから侵入したものと思われます。

こんなところからと思うような隙間からネズミは侵入してきます。

被害に遭いたくない方は予め侵入されないように建物点検を行って、侵入の可能性がある場所に対策をしておくことをお勧めします。

やっと気温も下がり始めて朝晩は秋らしく少し肌寒くなってきましたが、この時期はネズミに侵入されたとお問い合わせが多くなる時期です。

稲刈りが始まると田んぼの畔や農機具小屋などに身を潜めていたネズミが居場所を追われて隣家などに侵入するケースが多く見受けられます。

また、秋雨などで側溝にいたネズミも身を隠すところを求めて家屋に浸入することも多くあるので注意が必要です。

生息されてしまうと糞害やダニの発生、漏電や建物自体に穴を開けられるだけでなく、天井裏に敷かれてある断熱材が尿を吸い込んでしまい異臭が残ったり、齧られてボロボロにされて断熱材の効果がなくなってしまうこともよくあります。

物音を感じたら、被害を大きくしないためにも少しでも早く駆除をすることが大切です。

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