害虫・害獣

トコジラミに注意

毎月鼠族害虫の防除施工でお世話になっている介護施設の作業に行ってきました。

昨年はヒゼンダニが発生し大掛かりな防除作業をさせて頂いた施設です。

その後は落ち着いているようですが、最近巷ではインバウンドの影響などで海外からの渡航客が持ち込むトコジラミの被害が増えています。

市販の殺虫剤では駆除が困難とされるスーパートコジラミの発生も言われているので注意が必要です。

トコジラミは寒い時期であっても死滅しないで休眠状態で冬を越します。

気温が上がる4・5月ぐらいから活動が再開するので、もし室内に持ち込んでいる可能性があるようだったら早めに繁殖させない対策を講じることが大切です。

トコジラミは1日に5個くらいの卵を産み、生涯で200個~500個くらい産むとされています。

卵は約5日くらいで孵化するので、環境が良く人間だけでなく犬や猫などの吸血できるペットがいる場合は被害が拡大する恐れがあります。

今年の夏は、かなりの被害がでるのではないかと言われています。

対策は換気や室内清掃、また、隙間などには目張りをするなどで、発生してしまったら早めに業者に頼むことをお勧めしますが、基本は持ち込まないことなので、旅先での荷物には注意しましょう。

記事一覧