リフォーム
住宅診断
タイル浴室はヤバい
本日は、いつもお世話になっている工務店様より床下の水道管・白アリの状況を見てきて欲しいと依頼があり調査に行ってきました。
水道管や白アリは異常ありませんでしたが、タイル浴室の土台が浸みており中で配管が漏れているかタイル目地の傷みより水が浸みてきたものと思われます。
これまでの経験でここまで土台に染みが出来ていると、浴室側ではかなりの腐朽となっていると思われます。
タイル浴室は配管が地中に埋設してあるため、経年劣化により錆びが発生して漏水を起こしてしまいます。
一般的には寿命が20年程度とも言われているので、漏れて土台や柱などを腐らせてしまう前にユニットバスへのリフォームを検討することが望ましいと思います。
現在では新築の95%がユニットバスだそうですが、普及拡大したのは今から30年くらい前になるので、タイルの浴室の方はそれ以上経過していることが言えます。
例えば30年前に30歳で新築された方は現在60歳になります。
まだまだ住み続けなくてはなりませんが、既に30年経過で地中に埋まった配管は確実に劣化は進んでいます。
築年数からしても遅かれ早かれ配管は漏水を起こし否応なしにメンテナンスを余儀なくされることになります。
先日、ご主人が要介護の80歳くらいのご夫婦がユニットバスに替えられましたが、手すりがあり、床は滑らず、暖かで、こんなに安心感があって快適なら早く変えればよかったと仰っていました。
浴室は生涯のどこかで手を入れる日がきます。
いつかはリフォームすることになるのなら一日も早く健康的で快適な暮らしに変えると良いと思います。