害虫・害獣

ゴキブリ侵入の季節

本日は保育施設でゴキブリの赤ちゃんが多数出たとのことでお問い合わせを頂き調査に行ってきました。

発生状況の聞き取りをさせてもらうと、朝保育室に入ると孵ったばかりのゴキブリが無数に動き回っていて、保育室の中を見回すと子供たちが普段使うロッカーの角にカラになった卵があったというのです。

ゴキブリは気温が18℃くらいから活動が活発になりますが、35℃を超えると動けなくなり40℃を超えると体内のたんぱく質が固まって死んでしまうと言われていますが、今年の夏は暑かったことで孵化することが出来ずにこの時期になったものと考えられます。

通常は通気が良く風通しのいい場所や物や人の出入りが多いところは生息しないので、夏休みなど人気がなく、締め切られて通気の悪い環境時に忍び込んだゴキブリが産み落としたのではと思われます。

現状は成虫が生息できるような環境はなく成虫の姿も確認できませんでしたが、念のために子供が手で触れることがないよう注意して身を潜めそうな僅かな隙間に予防剤を処理させてもらいました。

急に朝晩が冷え込んできましたが、これからの時期は越冬するゴキブリなどが暖かい場所を求めて住宅に忍び込んできます。

空気が澄んで清々しい気候の今のうちに、普段あまり開けない戸棚や押入などをあけて空気を入れ替えておくことが生息させない対策になります。

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