ゴキブリ、シャットアウト!
床下の点検をしていると、殆どの家で写真のように床板に穴が開けられて給排水管を通しています。
特に建築上建物の問題があるというわけではないですが、これが室内でゴキブリが出てしまう原因の一つです。
床下は暗く通気も少なく湿気が多いためにゴキブリにとっては最適な生息環境になっています。
そのために床板にこれだけ大きな穴が開けられ隙間が造られてしまうと格好の侵入個所となってしまいます。
冬場は越冬するゴキブリは寒さを凌ぐために床下に侵入してきますが、このような隙間があるとさらに暖かな場所を求めて室内へと入ってきてしまいます。
キッチンや洗面化粧台、トイレなどの設備と床板や壁との間に生息が始まり、卵を産み落として新築して数年の家でもゴキブリが徘徊するようになってしまいます。
よく見かける黒光りしたゴキブリの卵からは20匹程度の赤ちゃんが孵化をするので、あっという間に増えてゴキブリ屋敷となってしまいます。
キレイにしていてゴキブリを見たことがないという家でも、実際はゴキブリは夜行性のため気が付かないことが殆どで、実際は寝静まったころにキッチンなどにエサを求めて徘徊しているのです。
本来は寒くなると活動が停止してしまうのですが、最近の住宅は高気密高断熱で暖かいこともあり冬場でも活動をして産卵までしてしまうので一度生息させてしまうと、あっという間に増えてしまいます。
ヤシロでは、侵入を防ぐだけでなく生息させない環境を作る目的で薬剤を練りこんだパテで穴で埋めをさせてもらっています。
ゴキブリが苦手な方には低価格で効果は長期に渡るのでお勧めです!
因みにゴキブリが増えると、それをエサとするムカデやクモも増えてしまいます。