住宅診断 除菌・抗菌コーティング

木材を腐らせる腐朽菌

床下点検をしていると、湿気のあるお宅や木部にカビの生えてしまっているお宅を目にすることがあります。

一口にカビと言っても様々ですが、木造の建物にとって問題なのが木材腐朽菌と呼ばれるカビで、主に褐色腐朽菌と白色腐朽菌の2種類です。

木材腐朽菌が繁殖するには、栄養・温度・水分・酸素の4つの条件が揃う必要があります。 

  • 栄養: 木材自体が栄養源となります。
  • 温度:20〜30℃程度で最も活発に活動します。
  • 水分(湿度):湿度が高く、木材の含水率が20%を超えると繁殖しやすくなります。
  • 酸素:繁殖には酸素が必要です。 

褐色腐朽菌はスギやヒノキなどの針葉樹に繁殖しやすく、白色腐朽菌は広葉樹に繁殖しやすいとされています。

床下では褐色腐朽菌がよく見られますが、写真のように白色腐朽菌が繁殖することもあります。

近年の住宅はベタ基礎コンクリート造が一般的ですが、新築後10年程度はコンクリートに含まれる水分が蒸発するので換気が不十分だと多湿状態になりカビの発生リスクが高まるので注意が必要です。

また、浸水や水漏れなどによってカビが繁殖する環境ができてしまうこともあるので、定期的に点検をすることが大切です。

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