住宅診断

藤枝市岡部町ー束石が崩壊

本日は藤枝市岡部町のお客様宅へ定期建物点検に伺いました。

土壌の湿気がひどく束石が何か所も針状結晶によりボロボロになっていました。

この針状結晶は土壌に含まれる硫酸塩が原因とされる化学変化によってコンクリートが破壊される現象です。

束石が崩壊すると床を支える強度が低下するために床が振動してたわみが生じてしまいます。

その結果、早期に床の張替えリフォームを余儀なくされることになります。

束石の劣化で耐震性に大きな影響はありませんが、基礎にも化学変化を起こし劣化していることも考えられるので注意する必要があります。

因みに建築用コンクリートは水とセメントの比が50%~65%とされていて水の割合が小さい方が強度が大きくなります。

また、水セメント比が小さいとジャンカなどを起こしやすくなり、大きくなるとひび割れを起こしやすくなるとされています。

水セメント比を小さくすることで針状結晶に強くなるようですが、束石にそこまでの強度を求められていないので既製のものでは期待はできないと思います。

どちらにしても、このような現象を起こす土壌の場合は、この先の耐久性を考えて土壌の水分をコンクリートが吸わないように防湿シートを敷くなどの対策が必要です。

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