耐震補強工事⑤

島田市の耐震補強工事中の物件です。

本日は大工工事(構造用合板)の段取りとなりました。

今回の物件の補強箇所は、殆どが押入や物入の壁で計画し少しでも仕上に掛かる費用が抑えられるようにしました。

一般には押入などの床は厚みの薄いベニヤ1枚で仕上げてあるお宅が多くあります。

押入や物入は陽が当たらない場所に配置されることが多く通気がとれないこともあり、どうしてもジメジメして湿気やカビなどで経年劣化を起こしてしまいます。

そうしたことを考慮して合板+ベニヤでの仕上にして劣化しにくい構造にも意識しました。

リフォームするということは、これから何年も住まわれていくということですから、この先の暮らし方を考えたリフォームが望ましいと思います。

特に長寿命、高齢化の時代ですから壁などは手すりを取り付けられるように補強しておくなど先を見据えておこなうことをお勧めします。

 

 

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