歴史ある建造物の維持管理

建物点検では一般の住宅だけでなく寺社仏閣などの伝統的な建築物の点検にも伺います。

シロアリはもちろんですが、それ以外に共通して発見するものには木の根や小動物などの痕跡も多くみかけます。

今日のお寺でも確認できましたが、過去には朽ちた木の根に白アリが発生し土台などの床組み材に被害が及んでしまったお寺がありました。

また、小動物で猫の死骸があったりハクビシンの糞があちこちにあったりと環境的に不衛生になってしまうこともあります。

伝統的な建物ですので小動物が床下や天井裏に侵入できる隙間が多くあるので塞ぐなどの対策がとる必要があります。

せっかくの歴史ある建物なので極力、美観や現状に影響を与えずに維持することが望まれます。

先人たちが引き継いだ伝統ある歴史的な建造物をしっかりと守っていきたいと思います。

記事一覧