住宅診断

断熱材脱落

建物定期点検で床下の調査をしていると、洗面所の断熱材が抜け落ちそうになっているのが確認されました。

このタイプの断熱材は経年劣化で収縮するので、収縮しても落ちないように専用の金具などで固定する必要がありますが、固定する金具等を設けていなかったことが原因で落下してしまったようです。

そもそも、断熱材は隙間なく取り付けることで効果がでるものなので、脱落しなかったとしても経年劣化で隙間が出来てしまうような断熱材を使っている時点で問題な気がします。

近年の新築の断熱材は、コストパフォーマンスの良い現場発泡ウレタンが主流になっていますが、経年劣化による断熱性能の低下や燃えると有毒なガスが出ること、メンテナンス性がとても悪いことなどの問題が多くあるので、長期にわたって安心できる住宅としてそのような素材を使って本当に良いのだろうかと心配になります。

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