建物の健康管理をして長寿命化

床がブカブカとしているから見て欲しいと電話を頂き調査に行ってきました。

床下を見てみると大引きや根太が白アリに食害されていて本来の強度を失くすほどボロボロな状態でした。

2年くらい前から5月頃羽アリが発生していたらしいのですが、その時はまさか白アリとは思わなかったらしく放置してしまったとのことで、被害の大きさに「直ぐに見てもらえれば良かったと」大変ショックを受けていました。

白アリは気が付かないうちに建物に侵入してきます

床下で被害が拡大して、早ければ一年くらいで柱などを伝わり屋根まで達することもあり、年に一度だけ表面に現れる羽アリを2年も放置するとその被害は大きなものとなってしまいます。

時には土台や柱など建物を支えている主要な部分も激しく食害し耐震性を著しく低下させてしまうこともあるので侵入されないことが大事です。

そのためには定期的な点検を行うことがとても大切になります。

日本の住宅は30年~35年程度で建て直しがされているといいますら、何も手を掛けなければ確実に劣化が進むということが分かります。。

高齢化社会ですから住宅の寿命も長く持たせる必要があるので、しっかりとケアをしていきましょうね。

このお宅は白アリ駆除と床組みの補修工事をお勧めさせて頂きました。

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