床下がフカフカ！？

本日床下点検させていただいたお客様宅にて、小動物の足跡と思われる痕跡を発見しました。

足跡は床下内広域にわたっていることや数も多いことから頻繁に出入り、または、生息していることも考えられるので注意して調査をしましたが姿は確認できませんでした。

また、建物全域を調査すると小さい動物程度なら十分に通れる隙間も確認できました。

警戒心が強いこともあり日中は人前に出てくることはありませんが、市街地にも多く生息しています。

小動物にとって床下や屋根裏は静かで雨風を凌げて暖かいこともあり身を隠すのに適しているので、建物に隙間があると、侵入されてしまう危険性があるので、隙間はないか点検をしておきましょう。

写真は足跡を撮ったものです。

地面にボコボコと穴が空いていることで足跡を確認できますが、地面が沈むほどの大きな動物がいるわけではなく、地面がフカフカと新雪のような状態になっているために小動物が歩いても、このように足跡がつきます。

このフカフカな地面、新築時には固く締っていたはずですが、長期にわたって陽が当たらず通気がとれない状態が続いていることで土壌の菌類が発達して起こる現象です。

これが建物に影響を与えるというものではありませんが、シロアリや害虫にとっては生息しやすいことが言えるので、被害に遭われる前に、小動物だけでなく床下の環境改善も検討しておくことが良いと思われます。

皆さんの家の床下はどうなっていますか？