害虫に包囲されているかも

連日、シロアリの羽アリが発生し、今日は牧之原市にあるお宅で駆除工事にいってきました。

建物外周がコンクリートが敷かれていることや、床下に入れない場所があり建物外周処理をさせて頂きました。

穿孔した土壌に薬剤を注入してから間もなくすると、穴から黒アリが大量に出てきました。

シロアリは移動するためにトンネル状の道を造り移動しますが、黒アリも同じで子供の頃に経験したアリの観察のように物に沿って道を造ります。

建物外周がコンクリートが敷かれているため、黒アリやシロアリにとって都合のいい環境になっていたと思います。

また、コンクリートの下は直射日光が当たず通気がない場所なので、湿気を好むムカデやヤスデ、ダンゴムシなど様々な害虫の棲み処になりやすいとも言えます。

よく、庭に鉢植えを置くと、次の日には鉢の底にナメクジ、ハサミムシなどがいるのを見たことがあると思いますが、あれと同じです。

床下をしっかりと対策がされていれば問題はありませんが、何もしていなければ建物外周を害虫に包囲されている状況ですから、いつ何が起きても不思議ではないのです。

近年はエクステリア建材も質が良くなり、外壁材などもデザインも豊富でとても素敵です。

しかし、日常では目にしない床下や壁の中、また今回のように土間の下では様々な問題が潜んでいる可能性があります。

恐れることはありませんが、問題を発生させないために定期的な点検をしていくことをお勧めします。