害虫・害獣 除菌・抗菌コーティング

ハエは感染症の原因

本日は藤枝市内にある飲食店さんへ防虫点検で伺いました。

点検時に困りごと等を伺うと、先日1度だけ黒い大きなハエが数匹外を飛んでいて店内にも入ってきてしまったと話がありました。

写真を見せてもらい店内を調べてみましたが、常にきれいに掃除していることもあり証跡等はなく、外周も確認してみましたが発生をさせるような要因は特に見当たりませんでした。

ハッキリとした原因を確定できませんが近くでカラスが死んでいた時があったとの話もあったので、しばらく注意して様子を見ることになりました。

ハエは不衛生なイメージから嫌われていますが、実際に動物の排泄物や死骸、腐敗植物質からタンパク質源を摂取していることもあり、様々な感染症となる寄生虫やウイルスを媒介していると言われています。

ある調査では1990年代後半に病原性大腸菌O-157がハエによって媒介されたという報告があり、他にも鳥インフルエンザや大腸菌や赤痢菌、サルモネラ菌などを媒介すると言われているので、不快なだけではなく注意が必要です。

繁殖は生息場所の至る所に卵を産み付けけ、一度に50~150個、一生に500個以上の卵を産むそうです。

以前、ハエが飲みかけのコップに近寄ったと思った瞬間に水面に卵を産み落としているのを見たことがありますが、それ以来恐ろしくて飲み物は放置しないようになりました。

昔より衛生環境が良くなり見かけることが少なくなりましたが、いなくなった訳ではないので飲食店だけではなく家庭でも食べ物などを放置しないよう注意が必要です。

動物の死骸や糞などがあった場合は撤去しても臭いが付いていると集まってきてしまうので、撤去後は周辺を除菌することをお勧めします。

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