シロアリ予防は大切です

今日は５年前に白アリ予防をさせて頂いたお客様の再予防工事に行ってきました。

真夏の様な陽気になり蒸し暑い中での作業でした。

作業が終わったところで冷たいコーヒーをご馳走になり一気に汗が引いてとても癒されました。

多くの人が５年毎にシロアリの予防をしますが、何故５年かというと、薬剤が環境への配慮などから５年で効果が落ちてしまうからなんです。

どんなに立派な家を建てても薬剤は必ず切れてしまいます。

木造住宅の新築の際には必ずシロアリの予防施工をしていますが、それはシロアリの予防をしなければ被害にあう危険が高いということでもあります。

ですから薬が切れてしまうとシロアリの被害にあっても何らおかしくないということになります。

ヤマトシロアリやイエシロアリなどの種は地中白アリと呼ばれ、土の中を移動して建物の床下から侵入してきます。

そのため、薬剤で上がってこれないようにバリヤを張る方法が一般的です。

近年では、家の周りを囲むように薬剤を入れた筒状のものを設置して、定期的な管理をする工法などもあります。

最近の新築住宅は耐震性はもちろんのこと、長期優良住宅や高気密高断熱住宅が主流になってきています。

そうした中で心配になるのが、断熱工法です。

基礎断熱はシロアリのリスクが高まるし、壁内には発泡ウレタンを充填しているのでシロアリが発生すると被害が拡大しやすく駆除も困難となり、メンテナンスに高額な費用が掛かってしまうことが考えられます。

これからの住宅は定期点検としっかりと予防をすることが必須です。