ゴキブリ一匹見たら・・・
本日は防虫の定期点検で市内にある施設に行って来ました。
ゴキブリを見かけたという話があったので痕跡など注意して調査をしたところトイレにゴキブリの捕獲が確認できました。
生息されそうな場所もなくキレイなトイレで何故と思い、トイレ内を調べて見ると窓の網戸が外れ僅かですが隙間が出来ていました。
今年は例年にない暑さで9月に入っても30℃を超える日が続いていますが、朝方はひと頃と比較して少し気温が下がってきたのを感じます。
ゴキブリは越冬する虫で、冬場でも20℃を超える室内などでは活動をしています。
朝晩が冷えてくるこの季節になると暖かい場所を求めて建物などに侵入してくるので注意が必要です。
近年は高気密高断熱化で建てられた家が多くなってきたこともあり、冬でもゴキブリを見かけるという声を聞きます。
ゴキブリは18℃以上になると活動し産卵もするので、侵入されてしまうと思いがけなく増えてしまうことが考えられます。
ゴキブリは一生に15回~20回ほど卵が20~30個近く入った卵鞘を産むので、幼虫を見かけたら、かなりの数のゴキブリがいることになります。
一見するといないと思われていてもゴキブリは夜行性なので夜中に活動して家の中を動き回っているかも知れません。
市販の殺虫剤も有効ですが、もし成虫を見かけていれば子どもを産んでいる可能性があるので、成虫を殺して安心はできません。
ゴキブリが増えると肉食のクモやムカデ、最悪はネズミなども寄ってくることも考えられます。
ゴキブリが苦手な人はまん延させてしまう前に一度専門の方に相談してみることをお勧めします。